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セキュリティーカードを自社で発行することのメリット
セキュリティーカードを自社で発行することのメリット
2006年の個人情報保護法施行以降、企業や団体におけるセキュリティレベルの高いIDカード需要は急速に拡大しました。
特に社員証や入館証などには非接触ICカードの導入が進み、近年では顔認証や静脈認証などを組み合わせた二要素認証も普及しています。
こうした流れから、セキュリティカードを自社で発行・管理する「内製化」への関心は年々高まっています。
ここではセキュリティカード内製化の代表的なメリットをご紹介します。
- ◎高度な認証機能に対応
- ICカードを利用すれば、入退室管理や勤怠管理、PCログイン認証など、企業のセキュリティに必要な機能を一枚のカードに統合できます。
また、顔認証や静脈認証と組み合わせた二要素認証にも対応可能で、不正利用やなりすまし防止に大きく貢献します。
これにより、システム面と物理的なアクセス管理の双方を強化できます。 - ◎人による確認が容易
- スマートフォンを社員証代わりに使用するケースも増えていますが、対面確認が必要な場面では使いづらさが残ります。
一方、カード型であれば首から下げる、または胸ポケットに装着することで常時着用が可能になり、誰が社内関係者かを一目で判断できます。
来訪者や外部業者の対応時にも、視覚的な識別がスムーズです。 - ◎フリーアドレスや外部人材にも対応
- フリーアドレス制のオフィスや、外部スタッフと常駐社員が混在する環境では、カードの着用により所属を即座に判別できます。
これにより、情報漏洩や誤送信といったヒューマンエラーのリスクを低減できます。
さらに、来客や派遣社員の一時的な発行にも柔軟に対応可能です。 - ◎デジタル認証と視認性の両立
- セキュリティカードは、システム上での電子認証機能と、人の目による視認確認を両立できます。
これにより、物理的セキュリティと業務上の円滑なコミュニケーションを同時にサポートします。
ICカード化すれば利用履歴の管理も容易になり、監査やトラブル発生時の迅速な対応にもつながります。
■ メリット
- 認証精度と利便性の向上
- 対面時の識別性強化
- 外部人材や一時来訪者にも柔軟対応
- デジタル管理と目視確認の両立
- 内製化によるコスト削減と発行スピード向上
セキュリティカードは、高度な認証機能と視認性を兼ね備えた現代のビジネスに不可欠なツールです。カードプリンタを導入して自社で発行すれば、スピーディな再発行や柔軟なデザイン変更が可能になり、同時に情報管理体制の強化にも直結します。
カーデックスでは、非接触ICカードや顔写真入りカードの発行に対応したカードプリンタをはじめ、最適な機種選定から導入後の運用まで一貫してサポートいたします。
セキュリティ向上と運用効率化を両立させたいお客様は、ぜひお気軽にご相談ください。